政治家のプライド


 昨日の第三次安倍内閣の顔ぶれも、裏に表に明らかになってくる。

      
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 安倍首相が政権浮揚をかけた内閣改造。自ら「仕事人内閣」と称した
が、悩み苦しんだ末の跡がにじむ。問題ポストには経験者を起用し、来
年の総裁選への思惑も絡み、局面打開とはほど遠いとか。



  加計学園獣医学部新設を認可するかを審査する文部科学相は、人事の焦点の一つ。

    そこで首相は7月31日、大臣経験者の伊吹文明・元衆院議長と  
   密かに会談し、就任を打診しだが、固辞された。

    理論派でならしてきた79歳の伊吹氏。
    「三権の長」経験者として首相の「下僚」である一閣僚に座る
   ことなど我慢がならなかったようだ。


 イメージ 2 2日のBS番組に出演した伊吹氏、打診について最後まで
 明かさなかったが、「非常に危機的だから、安倍さんにはど
 んなことでもしてあげたい。だが、もし頼まれても『ちょっ
 とできないな。』と答えるだろう。」と語っていた。
 

  河野太郎氏が外相に就いたことで、麻生派の総裁候補と目される可 
 能性出てきた ・・・などという(毎日)のを超えているように見る。
  それは、政治の見方・政治家の味方ではなく、一般的な国民の味方な
 のだろう。

  伊吹さんは、安倍さんの弁護にはまわれないだろう。
  政治家として、一人の人間としての矜恃を感じる。