ありがとう



 いまでも降り出しそうな雲が、どんよりと広がっている。
 先輩仲間の大○さん、○戸さんにお願いして、月末にある公式な大会
の練習に行った。


      イメージ 1


 常に一緒というわけではないが、互いに気心がしれているのでプレーがしやすい。ショットもよくなり、遅いグリーンにも余裕が出る。
 やはり、ゴルフの出来は精神的な部分が結構占める。

 二人とも、片手以上に先輩で、「ありがとうございます。」だ。


 そう言えば、バッグ受付でも、フロントでも、こちらがお願いするこ
ともあって、遅ればせながら伝えると、「ありがとう ・・・」だった。

 練習場へ行くにも、マスター室の松○さんが、コインを「10枚にし
て付けておきます。」と渡してくれ、気持ちよく打つことが出来た。


 イメージ 2  12ホール目の2打目でラフに打ち込み、
  ボールをロストしたが、ボギーで上がれて
  リカバリー出来た。
   今日の最悪ではなく、最良事だった。
   本当に、周りの人たちのおかげで、いつ
  もよりずっといいゴルフだった。


   生きる証として、日々の中に「生きていてよかった。」と思える
  ことを行うと聞いたことがある。
   小さなことで、日々の暮らし中で、小さな感謝を集めることで、
  「ありがとう」を積み重ねることだと言っていた。

 仕事を離れてから、そう思うようになった。


 今日は、それがいつもより多かった。
 帰りにスーパーとホームセンターに寄ったが、「ありがとうございま
す。」を何度も聞いた。客に対する接し方だと言えばそれまでだが。
 何ということもない、どこまでも平穏な日常がありがたい。