主要な時刻に国内のニュースが報じられた後、
地方の出来事に移り変わる。
私の所だと日本地図の後に、関東甲信越1都
9県の地図が出る。
そして自分の住んでいる所が、その端っこの
境界線にあるのを確認する。
東日本大震災では屋根や塀をやられたが、普段は自然災害の少ない穏
やかな山村だ。この間の台風18号だって、寝ているうちに過ぎ去った。
こんな所だからこそ、住民の高齢化による過疎化には勝てない。
仕事をリタイヤした私など、ボランティアの連続を拒めない。
不満はない。
何か変わったことが起こると、直ぐに目立つ。
1kmも離れていないところで重機が2,3日動いた。
どうも、太陽光パネルを設置するらしい。今更、・・・と思った。
それでも続いた。
間もなくパネルが並ぶ。
土地の所有者は、私の子どもくらいの年齢だ。
発電・売電で稼ごうとは見えない。
自らを考えると、耕作放棄地を利用しようとするものではないか。
雑草との闘いを選択している私には、どうも頷けない。
パネルの間の草を食べさせる様子を見た。
いや-。平和な風景で、不満の言いようがない。