秋らしい低気圧と前線が九州から北日本まで駆け抜ける中、ゴルフを
やった。アマチュアの大会で組合せが決まっていて、キャンセルをしに
くかったので行った。雨が嫌いな私は、真剣にやりたくなかった。
そこ(鬼怒川CC)は、きれいな赤松の林間コースだった。
雨のスタートで、無難に行こうとしてもなかなか上手くいかない。
1打目、2打目、3打目 ・・・ が、
1ダメ、2ダメ、3ダメ ・・・ と思うショットの連続。
距離が短縮されたコース、雨 ・・・ に対応できない自分が情けなかった。ボギーを打つよりも、この実力のなさを認めなければならない状況
が苦しく、もう逃げたいほどに追い詰められた。
本来ゴルフも、楽しくなければならないだろう。
昼食を摂っている内に雨が上がり、強い北寄りの風が吹きまくった。
柔らかさの喩えの柳の枝が折れて、カート道をふさぐ。
両手で抱えるほどの松が、スローモンーションで倒れる。
第1打が大谷川の支流越えのNo17は、風の中では圧巻だ。
私はこのホール、2nd残り134ydsを9Iで打ったばかりに終わった。
(カップの上1ピンの甘い期待は、10ydsも手前。寄らず入らず。)
言い訳が一杯で、意識を換えてゴルフ場に行かなければならないか。
シニアのゆっくりブレーが合わなかった。
日程が決まって、前日からホールアウトするまで、
おどおどしながらプレーしている。
負けを認められることを恐れている。
これは、なかなか解決できないだろう。