雨の土曜日は


 まだ夜が明けないうちに、ふと目が覚めた。
 新聞配達の音も、今日は雨だから遅いのだろう。聞こえない。

 トイレに行って、もう一度床に入った。
 雨の予想を信じていたから、二度寝に成功して、いつもの目覚ましラ
ジオの6時のニュースで起きた。

 やっぱり雨だ。
 やらなければならないことがないから雨でいいのだ。

 
 いつものように7時半過ぎに、一汁一菜で米飯を食べて、「ラジオ文
芸館」(「さよなら・ミスライセンス」 井上ひさし作)を聞いて、土曜日の
暮らしになった。

 予報通り雨が上がらない。
 調子が悪いパッティングをどうにかしようと、今までに参考にした
レッスン書と(芯のみ)パターを取り出した。手当たり次第に読んだ。


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 雨は止まないから、夕方までカーペットの上でパッティングの練習を
するほかになかった。
 渡りに舟。最近酷い状態だったから、天が課したものなのか。

 物置状態の部屋を片付けて、1ピン・270cmのラインをつくって、昼
を越えて夕方までやった。
 姿勢も、打ち方も変わってしまっていたのに気付いた。

 明日改善に進めば、今日の雨は恵みの雨だ。