最後のもみじの中


 隣近所の人たちとのゴルフコンペに付き合った。

 「となりきんじょ」とは、関東北東端の八溝山地の山あいで、栃木県の東端の那珂川町の、さらに東の端にある大字おおあざ盛泉もりいずみと谷川やかわという辺りで、私の60年来の生活空間だ。

 その場所は、うぐいすの森G&H。(オープン時、頭に「後楽園」を冠していた。)
 思いがけずNo18グリーンを囲む紅葉は、今年最後の景観を醸す。


      イメージ 1 No18


 住む人たちは相変わらず純朴で、高齢化が進むたかが250戸ほどの集落だが、なんと2つのゴルフ場を抱えてきた。

 コンペを段取る先輩も、一緒にラウンドする後輩も、子どもの頃から顔を見合わせる近所人きんじょびと。女性2組男性5組の28人が集う。
 表彰式。そのナイスショットに、珍ショットに拍手が湧き起こる。


 E.M.さん、今度一緒にラウンドしましょう。
 いや、今日を最後にきれいだったのは、メタセコイアだった。


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 ○ka さんの呼び掛けに集まった人たちにも、内に外に様々なしがらみを抱えているようだ。エージシュートの先輩も立派だ。
 車なら3分、もみじを謳歌するラウンドだった。