核廃絶響くか


 昨年ノーベル平和賞を受賞した国際NGO核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)ベアトリス・フィン事務局長が15日、広島市平和記念公園を訪れた。川崎哲ICAN国際運営委員と共に原爆慰霊碑に献花した。そして、原爆資料館を見学して犠牲者に思いをはせ、核廃絶への決意を新たにしてたと各紙が伝えている。


      イメージ 1


 また人気取りのパフォーマンスかと、視線を移そうとした。

 日本人に比べたら金髪のフィン事務局長はスウェーデン生まれ、
     英で法律を学び、ジュネーブに移って人権問題に取り組む
    NGOで働き始めた。核軍縮を話し合う国際会議に参加して、
    核兵器を各国が「核抑止」の名をもとに保有し続けている現状
    に、強い疑問を抱くようになったと言う。 


 川崎哲・国際運営委員は3日、福山市人権交流セで講演し、
     「核保有国は焦っている。せっかく作った核兵器禁止条約を
    彼らの圧力に負けて終わらせないためにも、授賞式をスタート
    地点として (核兵器廃絶に向けて) 行動したい。」と述べた。
     
     ― 少なくとも日本人には、快く映っただろう。 ―


イメージ 2   松井一実広島市長は12月10日ICANのノ賞受賞関連、オ
  スロで、核保有国が同盟国に核兵器の抑止力を提供す
  る「核の傘」について「核に守られていると思うのは
  イリュージョン(錯覚)」と述べ、有効性を否定した。


           マスコミの、もっと盛大なる報道を期待する。