久し振りの昼食。昼抜きというわけではない。
場所。自宅でもゴルフ場でもないのが、久し振りなんだ。
御飯がよくて、中味を選ぶと、案外簡素だ。
豪華に見えるが二人分
和食は、きれいだ。
見た目、味も、旨さも身体によさそうだ。
鮨が好きだったんだよね。
君の笑顔の方が美味い。
何故か食後が洋
茶碗蒸しの銀杏がゆっくりと砕かれて、
私の身になってしまうように落ちていくのは、
幻視か。
雪の予告を決めつけるように、硝子の向こうに風花が舞う朝に、静かに流れた時間を反芻いている。