61年後の『点と線』


 TV朝日が再編集した『点と線』を観た。
 
 1958年光文社から単行本で刊行後映画化され、2007年ドラマ化された。
 そして今回の再編集だ。
 鳥飼―三原の刑事は、ビートたけし高橋克典だった。



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 2夜作品を1夜にまとめて、緊迫感と面白味を凝縮、とTV朝日が予告していた。
 超豪華キャスト陣が織りなす重厚な人間ドラマになっていた。

 清張生誕110周年、濃密かつ骨太な特別版として新たに蘇っていたと思う。
 「ミステリー史に残る、空白の4分間」の謎の解明を楽しむことが出来た。

  「時刻表トリックの傑作」と称賛され、映像化不可能といわれ続けてきた初ドラマ化時の視聴率が、第1夜23.8%、第2夜23.7%だったいう記録がある。
 今夜のそれは、どれほどに上げただろう。