私たち兄弟三人の集まる機会が少なくなっている。
盆正月も、家族の予定が優先されてままならないようだ。
私が情けないというと、母はきっと我が儘はおまえだけだと返すだろう。
この休みのゴルフだって、あちこちに気を遣いながらやって来たのだろう。
皮肉にも、天気にだけは恵まれた。
ただ暑い。
グリーン・芝の蒼、真っ青な空に夏の雲、遠くに八溝の山々 …。
久しぶりの彼らには、そんなものに目を向ける余裕はないか。
野球では、それぞれに活躍した時代があって、周囲に存在感を認めさせていた。
しかし、コースに出ることが減っているこのころ、悪戦苦闘を繰り返している。
何がそうさせているのか …。