夏は来ぬ

 

 間違いなく、夏が到来した。

 午後、34℃を超えた。
 
 職場、事務室のエアコンは故障し、修理依頼の電話をするが、そっち
はそっちで人が少ない上に、同じ症状の人たちがいるようだ。37℃とか
 
 
      イメージ 1 田園風景の中にある
 
 
 職場の窓から西の方を望む。
 日光連山があるのだが、雲に隠れている。
 
 間もなく、雷がやってくるころになる。
 この辺りは、雷の多い栃木県の中でも、「雷銀座」と言われる所だ。
 
 
 さらに、山の方に帰宅する。
 緑があっても、気温は低くない。
 
 
 イメージ 2 
 
  ニイニイゼミの、蝉時雨の中だ。
  一昨日に鳴き始めたと思ったら、今日はもう頂
 点に達したかのような賑やかさだ。
 
 
 午後6時半を過ぎたころ、ヒグラシにバトンタッチして、夏の日の夕方を演出している。カナカナ、カナカナ・・・ と心うら悲し。
 
 夕暮れの時間を惜しむかのように、農家の人が「耕耘機」で、ジャガイモを収穫した畑を耕し、次の作付けの準備をする音が低い山に「こだま」している。