着々と進む 残念

 

 選抜高校野球は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、無観客での開催を前提に準備していくと決められた。

  ただし、感染を巡る状況により11日の臨時運営委で、改めて協議するとした。

         

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 選手は北海道から沖縄までにいるのだから、感染を気にしながら甲子園で野球をするのは大変なことだろう。

 

   大相撲は1日、無観客での開催を発表。

   Jリーグは、15日までに予定していた全公式戦の中止と延期。

   Bリーグも、11日までに予定されていた99試合を延期。
   プロ野球でも、15日まで組まれたオープン戦全72試合を無観客試合

 

 26日に政府から「今後2週間は大規模なイベントを中止、延期または規模縮小などの対応を要請する。」との告達が出されたことも拍車をかけ、各プロスポーツ界は具体策を示さざるを得ない状況だった。

 

 だから、高野連のこの決定は、もう逃げられないところにあった。

 

 
 これらの先にあるのは、やはり東京五輪開催の可否だろう。

 IOCとの駆け引きや開催時期の判断期限リミットに関する見解に注目が集まっている。


 国会(衆参予算委)では、五輪相の対応を含む日本政府や大会関係者側の苦しい弁明や逃げ口上について、身内からもついに批判の声が向けられ、いよいよ愛想を尽かされ始めているのには救いようがない。

 

 感染者数が止まらなければ、ここまでだ。

                            …つづく。