関東の外れでも、32例目の新型コロナウイルス感染者が出たと、地方紙SOONが連日の、県保健福祉部記者会見のライブ配信だ。
感染者についてのプライバシーを確保するために、住所・勤務先など重要なことに関しては伏せたままで、全く歯切れの悪いものだ。
私たち聞く者たちに最も大事だと思われる、行動歴や濃厚接触者についても、PCR陰性の結果が出るまではうやむやのままだ。
会見で質問する記者たちの質問も、声のボリュームが低くて確認しにくい。回答とのちぐはぐが、どこまで行っても解決しない。
煮え切らないのは、国も地方も同じだ。
御意見番の医師さえこの始末
可愛い女子アナが、「お家にいてください。」だってよ。夕方のニュース
新しい感染者の発表に40分もかけている。
その最後に、大事なのは、手洗い。
おかしいと思ったら、外出しないこと、と締めた。
感染者に、大事なところを聞き取りしていない。あるいは,感染したと思われる、そこを公表していないのではないか。
いいよ、いいよ。私たちは、数字を確認しているだけだから ・・・。
いや、もっと酷いのが、敬語の使い方だ。
感染者に、お・・・ ・・・される
(私が) ・・・とうかがって ・・・させていただきます
お・・・で、ございます
事実を伝える記者会見で、尊敬語を使うな。
中央でも同様に行われている。
丁寧語の、「です」、「ます」で、十分。
あっちもこっちも、コロナの威力にやられている。