そんな絵に描いたような逆転の人生なんてあるのだろうか。
公共放送は言っているのだけれど ・・・。
大手ビール会社の営業マンが、疎遠だった父親の急逝で継いだ居酒屋。
40億円の借金を抱えていたが、16年で完済。
取り立てに耐え抜いた家族の絆。社員が成し遂げた驚きの店舗改革。
どん底にあるとは思っていない私自身にも、それは嬉しいことで、この不調から這い
上がれるのではないだろうかという期待を抱かせる。
わが日本は、ここ20年ほどの間、そんな多額の借金が返せるほどの利益が出る経済状態にあったのだろうか。
私など、今日一日のやり残しを明日返せるかどうか、どうやったら再出発のゼロに戻すことが出来るか、それにはどんな方法があるのかなど考えながら眠るだけだ。