勝ち呼ぶ盗塁

 

 虎は、先月29日から引き分けを挟んで3連敗。貯金はどこへやら ・・・。

 打てない。点が取れない。失(策)の右に数字が付く ・・・。

 

 今夜も、少ない点で振り切られそうだ。

 

 初回の本塁打による1点を、5回までの攻撃で返すことが出来なかった。

 その1点差で迎えた六回裏、無死一塁から糸井が右前打で一、三塁と好機を広げる。

 

 ここで糸井に代走、島田。

 続くサンズの打席で1-2から4球目、果敢に二塁を狙う。盗塁のサインなんてある

はずがない。

 好走と凡走の紙一重の選択で、間一髪のタイミングで盗塁成功。

 

         

        f:id:komut:20200803065925p:plain 島田

 

 結果論だが、これが大山の2点適時打を呼んだ。ポテンだったけど。

 

 併殺を避けた盗塁だろうが、一打で2点を獲る狙いもあったろう。

 これを投手陣か継投で決勝点にした。

 

 この盗塁が、負け続きの虎に勝利をもたらしたトリガーポイントだった。

 不調なときに、これを信じて行うことだ。