残った夏は秋

 

 天気予報の マークが実現した。

 長い雨から抜け出したという訳ではなさそうだが、嬉しい。

 

 多少雲が出ても、納得できる脱出だった。

 気温も30℃直前まで上がったのを、しっかりと体感した。

 

 まだ夏が少し残っているはずだと思っていたから、身体も軽くなるのを感じた。

 

 

 青空は高くはなく、ふっくらとした雲が浮かんでいる。

 その下、緑の草の中に、白い一面が広がる。

 行ってみる。 ― そばではなく、にらだった。

       

  

         f:id:komut:20210911072458j:plain

 

      にらの林に立ってみる。キタテハがのんびりと ・・・。

 

 このコントラストは、きれいだ。

 そばにはちょっと早いようだ。

 

 

 こちら赤と緑は、ヤマボウシだ。

         

         f:id:komut:20210911073051j:plain

 

       すでに熟している。ヒヨドリが忙しく行き来している。

 

 

 これらも、晴れた空の下だから映えている。

 この程度なら残暑が続いてもだろう。

 

 残っていた夏は、すでに秋だった。

 

      

          f:id:komut:20210911073448j:plain

 

 夕暮れには、もう雲が出ている。

 半日の晴れだった。

 明日は雲一杯の空だろう。