こううんのあかし

 

 外出先から帰宅して、ウェアなどの洗濯などを済ませると、夕からの酒を呑むまでの

ルーティーンがいよいよ進む。

 

 明るいと申し訳ないと、ちょっと日の入りを見てみようと思って外へ出た。

 未明の雨から、日中の暖かさはお日様のせいだと、沈み際の顔を拝んでもみようかと

思ったからだ。

 

 

 今まさに山の端に隠れた。

 朝頭を垂れることはあるが、今日の幸運に、礼を言うことは少なかった。

 

 そういう間に、細い月が目立ってきた。

 

          

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           三日月 (月齢3.2) と 金星

 

 金星がこんなに寄り添っているのは、今日の自らの仕業が、誰に迷惑をかけるでな

く、そこそこの成果を為していたのだろうと思わせてくれた。

 

 今夕の酒も旨くなりそうだ。

     夜から荒れ模様の天気になると言われている。これなら我慢出来そうだ。