蜂屋干し柿へ

 

 蜂屋柿がむかれて、やっと吊された。

 

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 干し柿のすだれにならない。 

 今年は不作の年だった。

 

 そして暖かかったからまだ ・・・ と思っているうちに、熟したものからヒヨドリやカラ

スにやられて、数えられるほどになった。

 

 正月のお供えの上に、みかんの代わりに一つ二つ載せることにしてきたから、まあこ

れで十分なのだけれども ・・・。

 

 

 一つ一つは大きいから、これでいいとも思う。

 

         

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 これから寒くなって、いいやつが出来上がるだろうか。

 供えるまで、まだ闘いは続くのだが ・・・。