大相撲春場所は今日24日、12日目の取組が行われ、1敗の平幕・高安が、優勝を争う
高安(32歳)と同じように元大関が頑張っている。栃の心。
昨日11日目は、持ち味の怪力で肩越しの両上手から照強をつり出した。
一昨年九州場所以来、8場所ぶりの勝ち越しを決めた。
今場所は西前頭15枚目と、十両転落の危機だった。
34歳のベテランは膝に古傷を抱えながら前に出る姿勢を取り戻し、
体はぼろぼろだけど、気持ちは十分。この後も一つでも多く勝っていきたい
と自らを奮い立たせていた。
年齢的には、もう若いとは言えない。
大関を張った意地で、もう駄目という引退の時まで行って欲しい。