2022年9月11日、今日最もよかったことは、
午後8時の投票締め切りとほぼ同時に「当選確実」の一報が入ると、
集まった支持者から拍手が湧いた。玉城氏は深々と頭を下げた後、笑顔
を見せ、沖縄の手踊り「カチャーシー」を舞って喜んだ、とか。mainichi.com
玉城氏は、
県民が身に余る信頼と希望を託してくれた。今回は間違いなく辺野古が大
きな争点だった。私の再選は県民の思いが1ミリもぶれていない結果だと。
2018年の前回選は、急逝の翁長雄志前知事の後継として急遽出馬。
当時の安倍晋三政権が支援した佐喜真淳氏を大差で破って知事に就任。
だが、1期目は苦難の連続。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設計画に反
対したが、安倍政権は知事選の約2か月半後に辺野古沿岸部の埋め立てを開始した。
「対話による解決」を求めたが、政権側は応じずに工事を着々と進めた。
辺野古沿岸部の海域の一部は「陸地化」された。
移設に反対する「オール沖縄」から保守系の経済人が抜けていった。
19年10月首里城正殿などが焼失。
20年以降全国最悪の状況が長く続いた新型コロナウイルスの感染拡大。
日本復帰から50年を迎えた節目の年の知事選。
子育て支援策や子供の貧困対策に取り組んできた実績をアピール。
SNSでのトークライブなど若い世代を狙った発信にも注力し、支持拡大を図った。
移設計画に、工事の完成阻止を強調し、「改めて反対の民意を」と呼び掛けてきた。