今朝早くから、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル3発を発射した。
最初の1発は、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)推定された。
不正常に飛行し、日本海上に墜落したと分析している。
9月末以降、異例の頻度でミサイル発射を繰り返していて、日米韓は北朝鮮
が軍事的挑発の水準を一層引き上げ、核実験を強行する事態も警戒している。
松野官房長官は記者会見で、ミサイル発射をめぐり、日本政府が北京の大使館ルート
を通じて北朝鮮に厳重に抗議し、非難したと明らかにしたが、効き目はなさそうだ。
1発目は7時40分ごろ。2発目8時39分ごろ、相次ぎ3発目発射。いずれも
日本の排他的経済水域(EEZ)に落下し、航空機や船舶の被害は確認されていない。
北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本上空を通過する可能性があるとして、全国瞬時
警報システム(Jアラート)で宮城、山形、新潟の3県を対象に避難を呼びかけた。
実際は日本海上空でミサイルの消失が確認され、日本上空を通過することはなかった
が、発令対象地域では混乱が生じた。
繰り返されるミサイル発射。いずれにせよ、狂気の沙汰だ。