里にも紅葉

 

 予報通り霧が出た。

 私は予定表(生活メモ)に、6:00 起床 晴 靄っている と記録した。

 

         

     

 

    向こうの針葉樹が、かすんでいる。

    手前は、赤く色付いたヤマボウシ

    緑は、紅葉前のムクゲの葉。

 

 人の眼ならば、これらのコントラストがもっと際立っている。赤がいい。

 靄もや(っている)と言ったが、霧きり のようだ。

 

 昨夜降り出した雨(13)の水分が、朝の下がった気温(10)に冷やされて(露点温度に達

し)、水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態 — 霧 だという。

   靄は霧よりも視程(眼で見える距離:1km)の広いものらしいから、200m先の木々を

  被っているベールは、霧と呼ぶべきか。

 

 

         

   

 自宅から、その距離の中にある高さ22,30mの雑木林まで紅葉が下りている。

 あと30分もすれば朝日が差して、もっといい色に見えるに違いない。

 

         北の方から冷たい空気が流れ始めた。寒くなるのか。