時には昔の話を ― しよう

 

 年も押し迫ると気温も下がって、いよいよじっとして動きが小さくなる。

 家の中にいる時間が長くなると、瞼は重くなって、頭も動かない。

 

 誰に尋ねられたのでもないが、昔のことを思い出す。

 その頃に還りたいという訳ではなく、自然に蘇る。

 

 導火線があったらなおさらだ。

         

         

 

         https://youtu.be/7-FeFneysC0       cli

 

            いちご白書をもう一度  ばんば ひろふみ

                        詞曲 荒井由実

 

 昭和40年代、50年代が、波のようにやって来る。

 ○○返りとでも言おうか、一人笑って楽しんでいる。

 

     道端で眠ったこともあったね 

       どこにも行けない  みんなで     

     お金はなくても なんとか生きてた

       貧しさが明日を運んだ

     小さな下宿にいく人もおしかけ

       朝まで騒いで眠った

 

     嵐のように毎日が燃えていた

     息がきれるまて走った そうだね

 

                  加藤登紀子 時には昔の話を

 

 失ったものは、時間だけ。

 それは過ぎ去ってしまったもの。

 

 つまらないことに向かい始めた。

 やってやろう、面白いかもしれないと、モチベーションは上がるだけ ・・・。