登場人物その声・背景・主題の調和

 

 正月休みの終わりが見えてきて、間もなく始まる1月の多分労苦が多い暮らしを思う

癒やしにか、TVがジブリをやっていた。

 

 その魅力と言えば、大人も子どもも、私のような老人も楽しめるところにある。

 小さな子どもにも理解できて、大人の心にも刺さってくる。

 

 今夜は、「ハウルの動く城」だった。

         

         

 

     帽子屋で働く普通の少女ソフィーは、街で青年ハウルと出会い、ハウル

    心を奪われたソフィーだったが、その晩魔女に90歳の老婆にされてしまう。

 

     ハウルの「動く城」の造形がきれいだ。思わずため息が出る世界観 ・・・。

                     倍賞千恵子美輪明宏加藤治子の声

 

 

 私にとって一番は、「紅の豚」だ。 

               

              

 

           ポルコ・ロッソは、かつてはイタリア空軍のエースだったが、

          魔法で豚の姿にされてしまい、それ以来空賊を狙った賞金稼ぎと

          して生活する。これでも、倍賞千恵子の歌もいい。

           己の名誉のために空中戦を繰り広げる彼ら、男のロマンを凝縮

          した姿だ。「カッコイイとは、こういうことさ」。

 


 つぎ、「千と千尋の神隠し」、「魔女の宅急便」がいい。ああ、順番は付けていない

     

       

 

   神の世界という、少し不気味で    魔女の母と人間の父の間に生まれた

  おかしな世界は、何が起きるのか   キキは一年間修行する旅に出る。

  鼓動が高まる。           笑いあり涙あり。