春遠からじ

 

 2月最後の土曜日、特別何もないが残り4日だということ。

 予報されていたとはいえ、寒い一日の始まりだった。

 

 黄色いカナリアに餌をやる8時30分には、冷たい北風が吹いている。

 5℃まで上がったが、3~m/s NNW 。息がなく、吹いてばかり。

 

 家から南側のの針葉樹林は、火事のようだった。

 杉花粉が煙のように、東に流れた。

 やっぱり、くしゃみが出た。何度も繰り返してしまった。

         

         

 

 その風の中を出かけて、知人にお任せの旨いという肴をゆっくり味わって帰った。

 みな、歳を重ねているが元気でよかった。後輩の子育てにも、拍手を送った。

 

 帰宅、カナリアの目を見て、元気なようだが、虫をやった。

 私にも、この黄色は幸せの色なのだ。

 

 

 このまま炬燵に座ったらどうだろう、昼には酒を控えたが、夜のそれが美味くないだ

ろうと、ゆっくりと走った。

 あの、針葉樹林の下、その周り、くしゃみも出た。木の根っこの 3km 30min.

 

         

         

 

   西の方佐野・足利で咲いたと言っていたが、ここらでも顔を見せてくれた。

   この後、ここに水芭蕉が豪快に開くんだ。

 

 かくして、焼酎のお湯割りを旨いと呑んだ。

 

 気分を盛り上げてくれたのは、南の空。

 三日月 ― 木星 ― 金星 の天体show 。

 

          

         

 

 今日明日はちょっと寒く、来週は4月の暖かさになると予想されている。

 今は冷えているが、春の夜空になっているなあ。
  

 がんばろう。あの知人たちの、幸せを願っている。

 力まずがんばろ。近しい人らの末広がりを念じつつ ・・・