酷い花粉は、5日を過ごしてやっと落ち着いてきた。
眼と鼻に、痛みと痒みがあったが、200m/h あたりの雑木林を歩きに出た。
午後には、15℃を超えていたから、汗ばんだ。
桜が開花したといっていたが、ここにも春が来ていた。
ショウジョウバカマが開いていたのだ。
茶色の落ち葉から首を伸ばしていた。
花びら、しべの色は、少し淡いか。
私の記憶では、昨年より1週間は早い。
先週末4日間、20℃を超えていた。
そして今週雨が来た。南向きは、柔らかい空気に包まれている。
トレーニングのつもりで、傾斜を上り下りした。
上りでは、立木をつかまって身体を支え、引っ張って腕を鍛えているつもり。
下りは、ゆっくりと深呼吸して、春の香りをかいでいる気分。
林を出ると、視界にピンクの塊が見える。
梅だろうと思った。交配種は白より、紅梅に近い。
これは、東海桜 とうかいざくら だった。
若木が多く、箒を逆さにしたような樹形だ。
ソメイヨシノより早いが魅力だ。
東海地方の桜と勘違いされていることがある。
ショウジョウバカマが咲くころ、カタクリやエイザンスミレ、イチリンソウなども
開く。間もなくだろう。
今年の春は早そうだ。