雪中蝋梅

 

 暦どおりに蝋梅 ろうばい が開き出し、甘い香りを漂わせていた。

 そこに、雪が降った。

          

          

 

        綿帽子を被った。

        内が暗紫色、外が黄色で、枝の節に密接して下向きに

        咲いている。花言葉は、先導、先見、慈愛、優しい心 ・・・

 

 今日は旧暦では、師走の廿余り七日。

 この月は臘月とも呼ばれていたから、この頃開花するから蝋梅と呼ばれたとか ・・・。

 

     蝋梅や  雪うち透す  枝のたけ


                芥川龍之介の詠んだ句だという。Wikipedia

 

   蝋細工のように見える花弁。

   雪を被った花片が、点々と積もっていく雪の粒の様子を言っているのか ・・・ 。

                      

              寒中四友の一つ