二人の児童文学作家逝く


 一人は、「龍の子太郎」で国際アンデルセン賞を受賞している松谷みよ子さんだ。「モモちゃん」シリーズが人気だが、戦争も扱った「アカネちゃんの涙の海」や、四国に伝わる伝説「うみにしずんだおに」を、かつて小中学生と読んだことがある。

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 もう一人は、「優しさごっこ」の今江祥智さんだ。離婚した父親と娘の二人暮らしを描いた作品で、ベストセラーになりテレビドラマかされている。私には、「ぼんぼん」や「山のむこうは青い海だった」といった、戦中戦後の物語、少年の出会い・発見を描いたものの方がよかった。
よく子どもたちに紹介したものだ。

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