自然を汚している


 関東の北東部の一隅。太平洋に注ぐ那珂川の上流は、那須岳の裾に広がる地域で、開発の余地を残した静かな農村だ。
 ここでも自分たちが出したごみは、地域の中で処理している。今日は近隣市町でつくる行政事務組合清掃センターの煙突から煙が出ている。


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 夕方の映像で、その暗さも相まって少々の不気味さも感じる。北東の風が吹いているから煙は流されているが、無風だったらみんな浴びていることになる。
 (清掃セは不燃物・資源ごみ・粗大ごみ類も回収し処理の限界に達しているという。燃焼灰の処理には既に幾多の問題が発生している。)

 煙突の奥には那須の山並みが見えるはずだが、季節外れの雪雲に隠れている。
 これは、その少し西の高原山辺りだ。雪は線状に残るのみとなり、春の到来を告げている。

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