甘い香りのスイカズラ

 
 
 卯の花の匂う垣根に ほととぎす早も来啼きて・・・と同じころ、その垣根に自生のスイカズラが花を開く。
 
 それこそ甘い香りで、ジャスミンにたとえられる。和風のそれかもしれない。
 
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 つる性で誰にもことわらないで、その垣根に広がっている。花の付け根にたまっている密の香りがいいから許してもらえる。
 
 実際に、花弁部分(4つに裂けた上と、下の2つに開いている。)を摘んで舐めることができ、吸葛の別名がある。
 また、花の色が白から黄に変化することから、金銀花の名もある。