麦秋淡い黄金色の実り

 
 
 通勤の車を(掟破りに)高架橋の上で止める。
 平地を走る道から見える景色を俯瞰したかったから。
 
 淡い黄金色に実った穂は、「麦秋」として初夏の風物詩となっている。
 そこから眺めは、麦のこげ茶や水田の緑が隣り合い、まるで作物が織りなす大地のパッチワークだ。豊かさと農家の丹精が思われる。
 
 
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 ビール麦らしい。まもなく収穫が始まる。
 
 そして、麦たちは収穫後、旅することになるのだろう。近隣にあった大手のビール工場は閉鎖されたから。