安全保障関連法案「憲法違反」

 
 4日衆議院憲法審査会で参考人質疑が行われ、安全保障関連法案について、出席した学識経験者3人全員が「従来の政府見解では説明つかない」、「憲法9条に明確に違反している」と指摘、「憲法違反に当たる」という認識を示した。(朝日デ 等)
 
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     -与党が呼んだ参考人まで、政府法案を否定、
 
              人選ミスで「墓穴」を掘った。-
 

 ☆ 自公次推薦 早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男氏
  「集団的自衛権の行使が許されることは、従来の政府
  見解の基本的論理の枠内では説明がつかず、法的安定
  性を大きく揺るがすもので憲法違反だ。」

       ☆ 民主推薦 慶応大学名誉教授で弁護士の小林節
        「仲間の国を助けるため海外に戦争に行くことは、
                        憲法9条に明確に違反している。また、外国軍隊へ
                        の後方支援というのは日本の特殊概念である。」

 ☆ 維新推薦 早稲田大学政治経済学術院教授の笹田栄司氏
  「内閣法制局は、自民党政権と共に安全保障法制を作成
  し、ぎりぎりのところで保ってきたが、今回の関連法案
  は踏み越えており、憲法違反だ。」

         ★ 菅官房長官は午後の記者会見で、「憲法解釈として
        法的安定性や論理的整合性は確保されている。したが
        って、違憲という指摘は当たらないと政府は考えてい
          る」と述べた。