八幡製鐡所などの世界遺産登録決定

 
  日本時間なら6日未明、明治日本の産業革命遺産世界遺産として、長い審議を経て登録されることが決定した。
 
 「明治日本の産業革命遺産」を巡っては、23施設のうち7施設で、朝鮮人労働者の強制徴用があったとして、韓国側が反対していた。
 日本側は、対象期間を「1850-1910年」と、日韓併合の前の時期に限定することで、韓国側の主張はあたらないと反論していた。
 これは、6月の日韓外相会談で、日韓で登録に協力することで合意していた。
 
    イメージ 1 端島(軍艦島 長崎県)
 
 
 韓国尹外相は、「韓国の正当な憂慮が史実に反映される形で決定した」、日本側が「強制労働」に触れ歴史の記憶に適切に対応したと評価した。
 韓国メディアも、日本人が「朝鮮人の強制動員」を事実上認めたと、おおむね韓国側の対応を評価した。
 
 
 
 ユネスコの委員会で、韓国政府が半年に渡って外交の場で主張を展開し、決定にあたっての審議も1日先送りされるという異例の展開となった。
 しかし、日韓外相会談の合意は生きていて、登録となった。
 
 イメージ 2 韓国のメディアによると、このことを「逆転判定勝ち」を収め
           たとしている。韓国政府や国会議員による世界遺産委員会国への
          「全方位外交」を展開する目的を達成したとも述べている。
 
 そうか。そうかだ。
 持てる者は、あれもこれもと言わない方がいいかもしれない。
 反感をもたれるばかりだ。