若い作家の作品を読んでいたので、少し古いものを選んでみた。
森絵都 … などを読んでいたから、「いなされる」くらいのものとしたら、
向田邦子になった。再販だからあたりまえだが、古本にしては綺麗な表紙で気に入った。
テレビドラマ化されたものは見ているが、やはり文章の方がよい。
「向田邦子が描いたインモラルでイノセントな「愛」が鮮やかに蘇る!」と、WOWOWが過ぎた放送予定を告げていた。そんなものは、見当たらない。昭和50年代中頃の作品が、新しい脚色に耐えたらしい。
私は …、守田の違いに揺れる女性を見つめていたい。