脳のMRI画像だ。白い部分がある。
脳の表面に近い「灰白質かいはくしつ」という部分の
異常は、「白質病変」と呼ばれている。
これは、脳の血液の循環が悪くなった状態らしい。
通常自覚症状はないが、脳卒中やそれに伴って起こる
脳血管性認知症の危険信号だと言われている。
「脳の脱水症状が、認知症の遠因だ。」と聞こえる。
「マラソンは、脳に一時的な脱水状態を作り、白質病変を
起こす。」という情報に出くわした。
ゴール後に倒れ込む川口優輝選手を引き合い
に出し、心臓や肺を初め色々な臓器に普段より
かなり大きな負担がかかると説明する。
走っている間の体温の上昇と発汗からくる脱
水症状と、それらから起こる血圧の上昇が脳に
まで影響を及ぼすのだ。
普段は正常でも、走れば血圧は上がる。白(質病)変が
出現する最大の要因は高血圧らしいから、血圧を管理す
ることが大切なのは分かった。
今は、止められない。
(これはランだけではない。よく考えて漕ぎ出した舟
を、そう簡単に転向することは出来ない。)
「マラソンをするなら体と相談してから」という気休めが
ポイントとか ・・・。