大寒の朝


 まだしんと静まり返っている。
 家の中でも冷たい空気。

   大寒のよき眠りより覚めにけり   林之助 

 大寒の朝、西の山の端に日が差し出したのを感じて起きる。
 その朝日を拝しようと外に出る。凍てつく寒さだ。

    イメージ 2 3日前の雪が残っている



 これから立春までの2週間が、一年中で最も寒さの厳しい期間だから、しばらくの我慢が強いられる。
 何か、ほっとするような出来事に出合うことでも期待しながら、静かに黙って駆け抜けよう。

     イメージ 1 首を出した福寿草も凍えている

 
 優しい赤鬼・青鬼の到来を待つ以外にない。