暑さ虫の声へ


 午後からの仕事の再開に出かけたとき、気温が30℃になっていた。
 暑い。まだ威力を失っていないものだ。
 結局、32℃近くまで上がった。

 エアコンの効いた屋内で4時間弱を過ごして、グラウンドに出る。
 午後5時少し前でも、まだ30℃ある。
 汗がふきだしてくる。

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 初日の勤めを終えて帰宅しても、27℃。
 日が短くなったのを感じたが、虫の音が
大きくなっている。
 持ち帰った疲れを、酒と虫の声が少しず
つ癒してくれるようだ。


 それでも、だんだん睡魔が近づいているのを感じる。


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   本も読みたいとも思ったが、もう無理な疲れと
  眠さだった。

   虫の声から、太宰治の「きりぎりす」を思い起
  こした。
   青空文庫にもある。私の授業でも、紹介したい
  作品の一つだ。


 日中の暑さは、まだ続くようだ。26℃ある。