褒美は栗御飯


 朝のランニングは、近所の人にもあまり見られたくないから5時ごろにスタートしたいが、日の出の時刻が遅くなってきて、ちょっと恥ずかしい事態となる。

 ごみステに出た人が、「だれかと思ったら、Komu さんじゃないか。あの人、いくつだったかなぁ。」などと思ったことだろう。 
 だから皮肉にも走り終わるころに、私のペースが落ちることはない。

 今日の私を応援するのは、ツリフネソウだった。

    
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 鮮やかな赤紫が、ペースの落ちるのを気付かせる。
 それでも、ベストからは遅れていたから、さぞ苦しい顔をして走っていただろう。

  
 
 10㎞でも、30㎞でも、後半にペースダウンしてしまう。
 悲しきかな、このあたりが「素人ランナー」から抜け出せない事態。

 「よくやった。」と言うものもある。
 今朝は、栗御飯が待っていた。


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 この間拾った山栗やまぐりを炊いてみた。
 栗渋しぶのせいで、少し御飯が黒い ・・・。
 旨い。まだまだ走る意欲が湧く。