カタカナ言葉やめろって言ってるよ


 小池知事の5日の最初の都議会。
 主な議題に、豊洲移転問題と東京五輪の競技会場・開催予算。

 やっぱり飛び出した、英語(カタカナ言葉)。
 「都民ファースト」、都民第一と何故言わないのか。
 
      イメージ 1


 初登庁や所信表明で、出ていたから。
 
    選挙公約から使っていたセーフ・シティ、ダイバー・シティで
   『エコハウス・スマートハウスへの補助金を強化する。』だ。
    さらに、『フィンテックの活用を深め、東京版グラミン金融
   (小口無担保融資)を推進する。』とか、『東京ブランドを確立  
   し、観光・インバウンド客をさらに増大させる。』。『ブルーオー
   シャンの静かな気持ちで都政に臨んでいく。』とか。
   
 辞書が必要だ。
   
    小池さん、海外の大学を出ている。通訳を務めた経歴がある。
    しかし、誰にも分かる言葉を使って欲しいなぁ。

                                  ◇ワイズスペンディング  (「賢い支出」
イメージ 2    ◇サスティナブル (持続可能であるさま)。
      ◇ダイバーシティ(多様な人材を積極的に活用
         しようという考え方のこと)。
      ◇イクボス宣言(職場で共に働く部下・スタッフ
         のワークライフバランス(仕事と生活の両立)
         を考え ・・・。
                                  ◇ ソーシャルファーム ・・・など。

 
 私の中のチンプンカンプンは、先月30日の都庁での定例会見で、豊洲新市場の主要建物下に盛り土がなかった問題について、都に指示していた調査結果の発表から始まった。

   一連の結果に至るまでに5段階のプロセスがあり、「段階的に 
  (盛り土しない方針が)固まっていったようだ。ここが問題だ。」
  「いつ、だれがを、ピンポイントで特定するのは難しい。全体的
  な空気の流れの中で(決定事項が)進んでいた。それぞれの段階
  で、責務が生じる。」と。

   「今回の事態が起きた最も大きな要因は、ガバナンスの欠如だ。
  前の答弁をコピーし、チェックも不足した。土木と建築、技術職と
  事務職、上司、部下の連携も不足した。」

  
 ツイートしている人もあるようだが、分からないだろうと進言する人もいないのか。
 不平を言う職員もいないのか。まさに、ブラックボックスだ。