真珠湾へ行くのか


 安倍首相は5日、今月26,27両日に米ハワイを訪れ、第二次世界大戦で日米開戦の舞台となったホノルル市の真珠湾を訪問すると発表した。

  オバマ大統領の今年5月、広島訪問返礼の意味合いがあるとみられる。
  真珠湾訪問について「犠牲者の慰霊のための訪問だ。」と説明し、「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい。」と表明。日米の戦後に終止符を打つとともに、同盟深化を内外にアピールする狙いを強調。(soon)


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 次の日6日、菅官房長官が「今回の訪問は戦没者の慰霊のためであって、謝罪のためではありません。」と説明を加えた。
 戦没者への慰霊が目的であり謝罪は行わない、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという決意を示すもの。日米和解の発信の機会だ。


イメージ 2  「久しぶりにいいニュース。真珠湾攻撃
 ら75年の今年こそ行くべきだと思ってい
 た。安倍首相には、日本から始めた戦争であ
 ることを心して訪問し、『戦争は絶対にいけ
 ない』と感じとってほしい。」。広島被団協 
 箕牧副理事長
 


 広島でオバマ大統領と抱擁を交わした森さんは「ワンダフル。すばらしいの一言だ」と首相の決断を評価。

   戦没者の遺族河原眞治さんは「真珠湾では米兵だけでなく、攻撃に参加した日本兵も数多く亡くなっている。」と指摘。「謝罪ではなく、国のため命をかけて戦った日米双方の人々に敬意を表し、慰霊することが目的なら、日本の未来を思って戦った祖父やその戦友の方々の思いにかなう。」と。


  オバマ大統領は広島で謝罪したようにも、していないようにも
  見えた。
   安倍首相も、広島と長崎への原爆投下全国への空襲爆撃の遺族の
  思いも理解しているはずだから曖昧な言動をするだろう。