誰かが、置いていったのだろう。置き忘れたのか。
野に出た土産になっただろう。
小指の先にも足りないほどの大きさだから、どこへ落としたかと探しただろう。
胸の辺りにくっつけておけば、そんなこともなかったかもしれない。
小さい頃、「ひっつき虫」と呼んで、友だちの衣服に投げて、くっつけ合って遊んだのを思い出す。その頃に比べたら、数が少なくなったかなぁと思っていた。
から)かもしれない。(Wikipediaなど)
を見ていたので行ってみた。
オナモミの姿はなかった。
片付けられたのだろう。
霜も、雪も北から
すっかり枯れてしまったのだろう。
何となく懐かしさを感じる草の実だ。
また、あの場所に出るだろうか。
この、茶色のいがいがが、芽を出すはずだが ・・・。