お供えをつくる


 30日が、お供え餅をつくる日になっている。
 そうしてきた。
 祖父母と、父母と、そして兄弟で、続けている。

 朝は寒いので、どうしても始まりが遅くなってしまう。
 昨日そっともらってきた椿が、廊下で冬日を受けて大きく開いた。


             白い寒椿 イメージ 1


 弟が仏壇に近況を報告しているうちに、餅米が温かそうな白い湯気を
大きく広げて蒸け上がった。
 搗くのは機械なので、見ているだけだ。

 熱い、熱いと言って捏ねる。
 半日ぐらい浸しておいた餅米は、水から上げられて1時間もすれば餅になる。
 冷えたのを重ねて、干し柿をのせてみた。頭でっかちだ。


     イメージ 2


 大きくしたつもりだったが ・・・。きんかんをのせたら丁度か。