朝日新聞土曜版「be」に連載中の「もういちど流行歌」が快調とか。
に1980年代のJーPopのヒット曲「異邦人」(久保田早紀歌作詞作曲)を採り上げたところだ。(2月12日)
遡ること35年、1980年の一位は久保田早紀の「異邦人」だった。
「子供たちが空に向かい両手を広げ ・・・」という歌い出しの曲は
一人歩きしていることに戸惑うほどだ当初には想定していなかっ
たエキゾチックなイメージを加味し、シルクロードのイメージを
増幅させるため民族楽器も本曲に使用されて、インパクトのある
中東風の雰囲気が漂っていた。」という。(140万枚)
久保田早紀という歌手が芸能界にいたのは、わずか5年。
そしてそのインタビューに、こう答えている。
歌番組で共演したのは、テレビでしか見たことがなかった
有名人ばかり。緊張のせいで笑顔を見せられなかったが、そ
れが「神秘的」と受け止められたようです。
まだ21歳で、記者から「あなたの音楽観は」と問われても、うまく
答えられなかった。「取材のたびに薄っぺらな自分を痛感させられました。」
― 見る側の勘違いもあったのか。私の解釈は、それでよかった。