冷たい雨にも桜が咲いたと聞いた後、ここは冷たい風の吹きまくり。
こんな桜にはほど遠いところでも、“花起こしの雨”になるのかと思っていたが、それは期待外れ。
雨滴が氷になる心配を払ってくれただけ。
乾燥していた地面の草は喜んだ。
オオイヌノフグリは、水気をたっぷりもらって青鮮やかに広がった。
小さくて、雑草と呼ばれそうだが、集まれときれいだ。
実は、近くで顔を寄せてみると、
けっこう美人なんだ。
この後、桜を呼ぶように、この近くに、ほとけのざやたんぽぽが、いっぱい咲くんだろう。