ふと、思い出した。
この間の、父の日のアンケート。
お母さんをより尊敬する、というやつ。
お母さんは偉い、と思うのはいいだけれど、
父親の威厳が薄れつつあるように言われている
から、ちょっと残念だ。
「お父さんよりお母さん、子どもの価値観は20年で変化」という
ニュースの見出しは、父の日に合わせて聞いたものではなかった。
博報堂生活総合研究所が1997年から10年ごとに、小学4年生~
中学生の子どもを対象にした「子どもの生活に関する調査」だ。
2017年2月15日~3月21日。首都圏40km圏内の800人対象。
その中で、家族との関係を「尊敬する人」「友達のような人」「どうでもよい人」のいずれにあてはまるかという質問だった。
お母さんを「尊敬する人」とした回答の割合が今回最高の68.1%へと増加した、がそれだった。
お父さんは、1997年、2007年、2017年いずれも
6割前後とほぼ横ばいで、今回は61.5%だった。
54.8%から60.9%、今回の68.1%と上昇したお母
さんに注目が集まったということだ。
質問は、自己認識や将来観、友だちの数やIT機器の利用、遊びと勉強
とどちらが大事かなどあったようだ。
選択肢の設定が難しそうだ。対象数を増やしたらより面白いだろう。