2017-06-21 沙羅双樹開く 日記 #夏 沙羅双樹さらそうじゅが、咲いた。 特に珍しくもない。公園などでは、10mも20mもあろうかという高さ で、花をびっしり付けているのを見かけるだろう。 この間枝を剪定してやったら蕾が起き上がり、開いたというわけだ。 なんというすがしさ。 『平家物語』冒頭の 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす のそれだ。 まだ盛者になっていない。 それに向かっているところにいると思っている。 いや、今度ばかりは、梅雨の雨を呼んでしまったようだ。