マラソン中継が流れている。
東北・みやぎ復興マラソン2017
居住が制限されているエリアの「復興のいま」を走ることで感じて
ほしい。元地域住民の方々が故郷に再び集う「BACK TO THE
HOMETOWN エイドステーション」も展開、とある。
岩手めんこいTVなどの実況中継や、「お笑い」の参加もインタビュー
もあって、声援をくれる地域の人々・参加者の表情がよく見えた。
復興のボランティアに来られなかったこともあって、エントリー費が
高かったが参加した、という四国から来たという人が映った。
ゴールしたばかりなのに、辛くなさそうな表情だ。
エントリー費が他の大会の2倍くらいだ。
震災を風化させず、今なお続く「復興」を走ることで支援する
が開催の目的。コースは津波対策の「かさ上げ道路」や避難場所と
なる「千年希望の丘公園」など復興のシンボルをつなぐ。
募集定員15,000人の参加料の一部は復興の資金に充当。
私も、ちょっと違えば、ここに参加しなければならなかった。
元の住民が戻って生活できるようにするのは、政治の役目だろう。
中央では、そんなことを目にも耳にも入れずにいるだろう。
衆議院を解散して、自らのための椅子取りゲームに躍起になっている