おそい人ほど真剣かも


 今日、メールが入った。

      第30回大田原マラソン大時計設置に関するお詫び
    先日は大田原マラソンにご参加 ・・・ 誠にありがとう ・・・た。
   (株)アールビーズでは「第30回大田原マラソン」の計測を
   受託し、大会運営のお手伝いをしておりますが、大会事務局
   より依頼をされていました「5キロ毎のポイントに大デジタル
   タイマー」の設置について、私共の手配漏れにより設置がで
   きていなかったことが、大会事務局からの指摘で判明いたし
   ました。大会参加者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く
   お詫び申し上げます。再発防止に努めてまいります。


 大会要項にあったので親切だなあと思っていた。
 ところが、5km、10km、15kmにない。まあいいやと走った。
 20kmにないのは変だろう。雨のせいか、器具を守るためか ・・・。


      イメージ 1 雨の中のスタート



 さすがに、中間点に大型の計時時計がないのは不思議だった。
 21.0975km。自分の時計で確認しなかったのは私の落ち度だ。

 その 1.725km 先の第2関門で打ち切りにあってしまった。


   ― 経緯を、弊ブログ11月23日に記している。―
     
    今日の目標は、出だし・前半を抑えてフラットに走って、
   サブ4を達成することとしていた。
    思いがけない、第2関門での打ち切りに合い、第30回の
   大田原マラソンは終わった。
    23.7km地点で、1分15秒オーバー。(2時間15分15秒)
    気持ちにも足にも余裕があって、5'10"~5'40"/kmで自
   らのオーバーペースにならないように調整して走ってきた
   つもりだったから、目前に何が起こったか分からなかった。

    打切収容バスの中で、群馬から来たという若い女性と話す
   機会があった。大田原2回目という。トレーニングにいい
   コースがあるから来て下さい、来年も来ますと言っていた。


 私は、この女性に、第一声に、

    中間点にも時計がないのはおかしいよね、と言っていた。


 何の褒美もない、少しのメリットもない、大田原での42.195kmの
ために、練習して体調を整えて、7,8月の北海道からフルを走って、
ここでのサブ4を目指していた ・・・。
 予想外の雨で、もうそれは狂っていた。

 
 1日半後に、今季最後のサブ4挑戦の「はが路ふれあいマラソン
というときに、こんなメールがあった。確かにある。消えはしない。
 皮肉だ。遅い奴ほど真剣なんだよ。