賛成よくやった


 国連総会で21日(日本時間今日22日未明)、エルサレムイスラエルの首都と認定した米政府の決定を無効とする決議案の採決が行われた。
 賛成128、反対9、棄権35の圧倒的多数で採択された。

 日本の「賛成」は、長いこと見られなかった意思表示だった。


      イメージ 1 jiji.com


    同内容の決議案が18日安全保障理事会で、米国の拒否権行使に
   より否決された。反発したイスラム協力機構(OIC)議長国トルコと
   アラブ諸国の代表イエメンが、総会議長に開催を要請していた。
     反対:イスラエル、米国、グアテマラホンジュラストーゴ、ミクロネシ  
          ア連邦、ナウルパラオマーシャル諸島
       棄権アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、クロアチアチェコ、ハンガ
        リー、ラトビア、メキシコ、フィリピン、ルーマニアルワンダなど


    ヘイリー米国連大使は、「米国はこの日を忘れない」と述べた。
    国連でいかなる採決があろうと、一切変わらない、国連でわれ
   われを軽視した国々に対する見方を変えるだろう、とも。

    
            決議に拘束力はないが、度重なる米国のイメージ 2
   圧力に屈せず、                                   
   〈イスラエルは東エルサレムを占領・併合し
    エルサレム全体を「永遠の首都」と規定
    している〉国連決議は守られた。