大晦日の日本語


 3人が、パンらしきものを囲んで、短い言葉を交わす。


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 α 「すっごい、おいしいんです。」

 β 「それ、食べれたの。」

 γ 「今度、私の作ったのを食べていただけませんか。」


 大晦日は、一年の終わり。
 まとめではないが、気に掛かるのが地震の国の温泉みたいに、地殻の薄いところにぽんぽん噴き出す。
 心配はあっちへ行くのか、そっちへ行くのか。

 日本語は、どこへ流れていくんだろう。
 その心なんて、在ったもんじゃない。